ケイコです。
最近、海外のワークショップに行くと話題になる本をご紹介します。私が夏に学びに行ったマーラ先生もブライアン先生も解釈本として、お勧めにあげられている本です。この間のガブリエラ先生のワークショップの時にヨガスートラのお話の時に先生がおっしゃっていた本でもあります。
まだ日本語翻訳が出ていないのが残念です。どなたかが翻訳してくださることを願っています。
the YOGA SUTRAS of Patanjali
Edwin F. Bryant
North Point Press
数年前、イタリアでガブリエラ先生のトレーニングをドミニカ先生と受けた時に、哲学の先生として、エドウィン先生が招かれていて、「バガヴァットギータとヨガスートラの関連性について」というテーマで講義をずっとされていました。その時、ドミニカ先生がキラキラした目をされて、「面白い!面白い!」と感想を述べられていたのを覚えています。
そして、去年くらいにドミニカ先生に「ケイコ、エドウィンの本は読んだか?」と聞かれ、買ったけど、本棚に置きっ放しー、と答えたら、「本当にいい本だから絶対読んでみるべきだ。英語が分からなかったら、手助けしてあげるから」と言われ、読み始めました。読み始めたら、あら、本当にわかりやすい。私は、文献を比較するのがもともと好きで、「ヨーガビヨンドアーサナ」の8支則のクラスの時もいろいろな文献を比較して、それぞれの解釈はどうなのか、という話をしましたが、エドウィン先生のこの本はまさしく、文献の紹介、そしてご自分の解釈というスタイルなのです。
ヨガスートラにご興味のある方、お勧めです。
(ただし、英語が簡単かといえば、そうとは言えないので、英語の読解力はやはり必要です)。