今月のポーズ 鋤のポーズ

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ケイコです。

3月の「今月のポーズ」は、ハラーサナです。SHIZENニュースレターでは、「今月のポーズ」に関わるドミニカ先生のすてきなエッセーが掲載されていますので、配信ご希望の方は是非、ご登録くださいね。

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ハラーサナ、日本語では鋤のポーズです。畑を耕す鋤に似ているのが、名前の由来ですね。

モデルはドミニカ先生です。

हलासन
Halāsana
Hala-āsana
鋤-ポーズ
鋤のポーズ
Plow pose

昔々、ジャナカという非常に賢い王がいました。王は、全てのものを手に入れましたが、子供には恵まれませんでした。

神々の祝福を求めて、ジャナカは、宗教的な儀式をすることにしました。そして、祭壇を作るために大地を鋤で耕していると、輝ける金色の箱を見つけ、その中にはなんと、美しい女の赤ちゃんがいたのです。ジャナカは赤ちゃんを家に連れて帰って、轍という意味があるシーターと名付けました。

この子供の誕生を祝って、紋章に鋤をいれることにしました。その後、彼は「鋤の紋章の王様」と呼ばれることになったのでした。

(参考文献 SWATI CHANCHANI “YOGA FOR CHILDREN”)

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今月のポーズ ラクダのポーズ(ウシュトラーサナ)

ケイコです。

2月の「今月のポーズ」は、ウシュトラーサナです。SHIZENニュースレターでは、「今月のポーズ」に関わるドミニカ先生のすてきなエッセーが掲載されていますので、配信ご希望の方は是非、ご登録くださいね。

モデルはタマミ先生です。

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ウシュトラーサナ
उष्ट्रासन
Uṣṭrāsana
Uṣṭra-āsana
らくだ-ポーズ
ラクダのポーズ
Camel pose

ラクダのコブに見えるところから、この名前がついています。

このポーズは、好き嫌いがすごく分かれるように思えます。人によっては、準備運動もなく、すっとなんの苦もなく入ることができ、人によっては、腰は痛いわ、首は痛いわ、で「気持ちいい」には、程遠く感じるポーズであるかもしれません。私は、長らく後者で、「ウシュトラーサナ」と声がかかると、「来たかあ」とそっと息を吐いたものでした。

かつて、「後屈の中で、ウシュトラーサナは苦手だな、難しいな」と言った私に「ウシュトラーサナって、後屈なんだ」と不思議そうに言った友人がいて、「そうか後屈が得意な人には、自然とできるポーズで、後屈とも感じないんだな」と思ったのを覚えています。その当時の先生の「このポーズは好きになったら、ずっと好きよ!好きになるまで、練習続けるのよ、ケイコ!」との言葉を信じて、ずっと練習し続けました。

「痛いからやらない!」「このポーズは私には向いてない」「私の肉体的、プロポーション的に無理なのではないか」という思い込みや疑念をなだめすかしながら、そして時には「なんでみんなはあんなに簡単にポーズにはいれるんだ。いいなあ、いいなあ」とひとさまを羨ましがるといった、マインドがやりたがるすべてのことをしながら、それでも時々でてくる「これかー!」「あ、こうしたら、腰が痛くなくなった。こうすると伸びる気がする」「このやり方だと首が楽だ」といった小さな気づきが徐々に生まれていきました。今は、好きも嫌いもなく、自分の状態を観察できるいい相棒ともいえるポーズとなりました。

苦手なポーズがあるということは、ただがむしゃらにやるだけではどうにもならないため、いろんな方法で練習するいい機会をあたえられている、ということでもあります。自分の癖を理解し、さらに分析し、どうやったらいいのかをより工夫する。そしてなにより、できなくても自分にがっかりしない平常心という強さが身についたように思います。

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今月のポーズ 戦士のポーズ1(ヴィーラバドラーサナ1)

ケイコです。

あけましておめでとうございます!

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2020年は月に一回、「今月のポーズ」を決めてご紹介していきます。アーサナをよりよく知ることで、ヨガという旅路を共に味わっていけたらと思います。SHIZENニュースレターでは、「今月のポーズ」に関わるドミニカ先生のすてきなエッセーが掲載されていますので、配信ご希望の方は是非、ご登録くださいね。

今月のポーズは、ヴィーラバドラーサナ1。よくヴィラバドラサナとも呼ばれています。
モデルはドミニカ先生です。

वीरभद्रासन
Vīrabhadrāsana 1
Vīrabhadra-āsana
戦士-ポーズ
戦士のポーズ1
Warrior pose

よく使われるアルファベットの表記は、IAST(International Alphabet of Sanskrit Transliteration)表記法といいます。サンスクリット語でポーズ名を発音する時に役に立ちます。例えば、”Vīrabhadrāsana 1”の「ī」「ā」という母音の上には線が引いてありますが、こちらは、長音、少し音を伸ばすよー、ということを意味しています。なので、カタカナでより正確に表記しようとすれば、「ヴィーラバドラーサナ」ということになります。

ヴィーラバドラの誕生には、このような神話があります。

昔、昔、ダクシャという名前の偉大な聖人がいました。ダクシャの娘の1人サティーは、シヴァと恋に落ち、ダクシャは気乗りはしませんでしたが、しぶしぶ彼らの結婚を認めました。

ダクシャはあるとき、大規模な祭祀を企画したのですが、自分の娘のサティーも婿のシヴァも招待しなかったのです。娘のサティーは、それでも1人で出席します。

「なぜ私の夫、シヴァを招待しなかったのですか?」と父親にたずねます。

ダクシャは、「お前の夫はおかしい。蛇を身にまとい、灰を体に塗りつけている」と馬鹿にします。

父親の侮辱に耐えきれず、サティーは火の中に自らの身を投じ、命を絶ちます。

その話を聞いたシヴァは、怒り心頭して、自分のもしゃもしゃの髪の毛を一束むしり取り、床に投げつけます。そこから猛々しい戦士、ヴィーラバドラが生まれたのです!シヴァは、ヴィーラバドラに命じて、自分の軍隊を導き、ダクシャの祭祀を目茶目茶にするよう命じます。

ヴィーラバドラは、猛烈で、怒り心頭し、しかも魔法の武器で武装していました。彼は、インドラ、ヴィシュヌ、アグニ、ヤマ、その他の参加していた神々に襲いかかり、打ち負かします。賢者ブリグは、魔法によってすぐに戦士を大勢誕生させますが、誰もヴィーラバドラの怒りに抵抗することはできませんでした。ダクシャの首をはね、聖なる火に投げ込みます。

ブラフマとビシュヌ、その他の神々がシヴァに願い出ます。「どうか慈悲でもって、ダクシャを蘇らせてあげてください」。シヴァは、その願いを受け入れますが、ダクシャの頭はすでに燃え尽き灰となっていたので、生贄にされた山羊の頭をダクシャの胴体に取り付けたのです。

(参考文献 SWATI CHANCHANI “YOGA FOR CHILDREN”)

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ポーズのサンスクリット名

ケイコです。

最近、木曜日のシリーズクラスでは、ひそかにサンスクリット語がブームになっておりまして、クラスの初めてに唱えるパタンジャリのインヴォケーションの正しい発音を学んだり、サンスクリット語の表記が読めるようになるべく勉強会が発足したりしております。サンスクリット語って面白いですね。むずかしいけど!

SHIZENヨガスタジオでは、ポーズの名前はサンスクリット語で紹介される場合が多いです。ポーズを示すアーサナもas(座る)ana(方法)から来ているサンスクリット語です。

昔はただ呪文に聞こえていた名前も何回もやっていくうちにしっかりと耳に入ってくるものです。セルフプラクティスのクラスでまず始めることはポーズ名を覚えることだったりします。クラス替えして、最初の頃は、「ほら、赤い服がお似合いで、髪の毛が短く、関西出身の彼女」が「鳥井さん」と名前を覚え、認識された途端、身近に感じるのと同じで、ポーズ名を覚えるとポーズをより理解できるようになるものです。

そこでポーズのサンスクリット名をご紹介します。お写真は、こちらのサイトをご参照ください。

アイアンガーヨガ

まずは、立位、ターダーサナ(山のポーズ)のヴァリエーションです。
以下はポーズのカタカナ表記、あるものは日本語名。

Tāḍāsana – ターダーサナ(山のポーズ)
Samasthitiḥ- サマスティティヒ 
Ūrdhva Hastāsana – ウールドゥヴァ・ハスターサナ
Ūrdhva Baddha Hastāsana – ウールドゥヴァ・バッダ・ハスターサナ
Paschima Baddha Namaskara – パスチマ・バッダ・ナマスカラ
Paschima Namaskara – パスチマ・ナマスカラ
Gomukhāsana – ゴームカーサナ(牛の顔のポーズ)

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